良質な社会資本整備とその維持運営は、安全・安心で環境に調和した国民生活と個性豊かな地域社会の形成等を支えるもので、建設技術はこれら事業の根幹を担うものであります。
優れた技術を持続的、発展的に創出していくためには、諸技術課題への産学官各領域での積極的な研究・開発と開発された有用技術の積極的な活用が重要であり、国土交通省では、産学官の交流・連携を促しつつ、建設技術の開発・活用等を促進するための様々な施策を推進しています。
九州においても、建設技術フェア・建設技術フォ−ラムや任意の「産学官交流会」などを通じて産学官の交流・連携を推進してきたところでありますが、去る平成20年3月開催の「産学官交流会」において産学官の交流・連携を充実強化の必要性が認識されたところであります。
また、平成20年4月に策定された、「国土交通省技術基本計画」においても、技術情報交流の場の設置等、産学官連携体制の強化が求められております。
以上の事から、九州における産業・学・行政等の関係者がオ−プンな形で集い、情報交換等を通じ産学官相互の交流・連携を促進し、建設分野における新技術の開発・活用・普及の促進に寄与する事を目的として、これまでの産学官交流会を発展的に改組し、新たに発足されたものであります。
同交流会開催時に配付されました資料の一部を掲載いたします。
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